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童話には、たいてい「教訓」があります。
白雪姫での、知らない人からものをもらってはいけません、だとか
そういったものが。
じゃあ、「赤ずきんちゃん」の教訓って何でしょう?
「MIMI」
大人たちの森で道に迷った少女=黄色ずきんちゃん。
現代に蘇った、もうひとつのグリム童話。―――パッケージより
主人公は12歳の少女ミミ。
この映画はミミの母親が、ミミの目の前で自殺しようとするところから始まります。
母親は入院し、彼女は叔母の家に預けられますが、叔母には恋人が。
叔母にとってミミは次第に厄介者になっていきます。
息苦しい日々。大人の世界の裏側。
そんなある日、叔母の恋人、狼がミミに手を伸ばす...
黄色が基調になった独特の色使い。
黄色は単体ではとても明るくてポップな色ですが、ミミの服(黄色カットソーと黒いスカート)は警戒色に見えますし、全体的に黄ばんでいてネチネチした印象です。
そんな色使いの影響もあってか、閉塞感がものすごいです。
ホラーではないですが、閉じ込められたような、恐怖というか、生理的な嫌悪感を感じました。(ある意味でホラーかもしれない)
緊迫感の漂う長回しなど、この映画は52分と短いのですが、
これ以上長いとちょっとキツイ...とりあえず後味は結構悪いので、疲れている人にはオススメできません。
そしてところどころにちりばめられたエロチックな場面。
大人達の描写と同様にミミのパンチラシーンやらシャワーシーンなんかがあるあたり、「大人たちの世界に迷い込んでしまった」ということが視覚的に示唆されていると思います。
長いので畳みます
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